2026年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の予選を勝ち抜き、2013年大会以来、13年ぶりとなる悲願の本大会出場を決めたのがブラジル代表です。
大会直前、メジャー屈指のスターであるボー・ビシェット(メッツ)の出場辞退という試練に見舞われましたが、チームの士気はこれまで以上に高まっています。その中心にいるのは、西武ライオンズの主力投手として活躍するボー・タカハシ。さらに、かつて東京ヤクルトスワローズで勝負強い打撃を見せた松元ユウイチ監督が指揮を執り、日本野球のDNAを受け継ぐ「日系魂」で世界に挑みます。予選で見せた粘り強い機動力野球を武器に、格上の強豪国を相手にジャイアントキリング(番狂わせ)を狙います。
本記事では、2026年WBCブラジル代表の最新メンバーを投手・野手別に完全網羅。ボー・タカハシら注目選手の最新状況を解説します。
出場選手につきましては、公式発表があり次第、情報を更新する予定です。
選手の年俸は、1ドル=150円のレートで換算しています。
■他の国の代表選手ついては下記からご覧いただけます。
ブラジルについて
- 人口:約2億1000万人
- 公用語:ポルトガル語
- 通貨:レアル
過去のWBC結果
- 2006年: 不参加
- 2009年: 不参加
- 2013年: 1次ラウンド敗退
- 2017年: 予選敗退
- 2023年: 予選敗退
投手
ボー・タカハシ
チーム:西武
ポジション:リリーフ投手
生年月日:1997年1月23日
2026年の年俸:不明
ブラジル出身、日系三世のルーツを持つ屈強な右腕。母国の代表としてWBCへの出場経験を持ち、韓国のプロ野球リーグでも活躍。150キロを超える力強い直球とキレのあるスライダーを武器に、マウンドで見せる情熱的なプレースタイルが持ち味。日本文化にも深く馴染み、チームメイトやファンから愛される実力派助っ人として、異国の地で力強い投球を続ける。
エリック・パルジーニョ
チーム:メキシカンリーグ
ポジション:リリーフ投手
生年月日:2001年1月5日
2026年の年俸:不明
16歳で150キロを超える剛速球を投げ込み世界を驚かせた右腕。2017年のWBC予選に弱冠15歳で代表選出。トロントの傘下で着実に歩みを進め、小柄な体格ながら圧倒的な球威と鋭い変化球を武器に、マイナーリーグで高い奪三振率をマーク。2025年はAAAまで昇格。2026年はメキシカンリーグ参戦が発表された。
ダニエル・ミサキ
チーム:メキシカンリーグ
ポジション:先発/リリーフ投手
生年月日:1996年4月9日
2026年の年俸:不明
日系三世のルーツを持つ最速150キロ超の剛速球を誇る右腕。2013年のWBCにブラジル代表として出場し、当時16歳の史上最年少で日本戦に登板した経歴を持つ。2021年には日本の独立リーグであるルートインBCリーグの栃木に加入し、守護神として最多セーブのタイトルを獲得。その後も巨人の育成選手としてNPBを経験。重みのある直球とスライダーを武器に、マウンドで力強く吠える熱いスタイルで打者を圧倒。異国の地を渡り歩き、飽くなき情熱で右腕を振り抜く。
ガブリエル・モンテイロ・マロスティカ
チーム:栃木ゴールデンブレーブス
ポジション:先発/リリーフ投手
生年月日:2004年11月8日
2026年の年俸:不明
日系ブラジル人のルーツを持つ将来有望な右腕。母国で開催された国際大会やパナマでのジュニア大会で頭角を現し、若くして代表チームにも名を連ねる期待の逸材。2024年には日本の独立リーグ、ルートインBCリーグの栃木へ練習生として加入し、異国の地でさらなる飛躍を期して研鑽を積む。180センチを超える恵まれた体格から繰り出される力強い直球を武器に、NPB入りという大きな目標を掲げて日々マウンドへ。
野手
伊藤ヴィットル
チーム:阪神の通訳
ポジション:遊撃手
生年月日:1995年2月16日
2026年の年俸:不明
ブラジル出身、日系三世のルーツを持つ異色の「二刀流」通訳。16歳で来日し、埼玉の高校から共栄大学へ進学。大学時代には盗塁王やMVPに輝くなど俊足巧打の遊撃手として鳴らし、卒業後は社会人野球の名門・日本生命で活躍。2024年から阪神タイガースの通訳を務める傍ら、ブラジル代表としてWBC予選にも出場し、本選進出に貢献。選手としての経験を活かし、言葉の壁を超えて助っ人外国人選手とチームを繋ぐ、現場に不可欠な守備職人。
ダンテ・ビシェットjr.
チーム:不明
ポジション:三塁手
生年月日:1992年9月26日
2026年の年俸:不明
アメリカ出身、偉大な父と現役スター選手の弟を持つ野球一家の長男。2011年にニューヨークからドラフト1巡目指名を受け、ルーキーリーグでMVPを獲得。トロントで主力として活躍する弟とともに、父譲りの強打の血筋を証明。2023年にはブラジル代表としてWBC予選に出場し、一族のルーツを胸に国際舞台を経験。現在は独立リーグを主戦場に、弟の活躍を刺激に変えながら、広角に打ち分ける技術で現役を続行。
レオナルド・レジナット
チーム:メキシカンリーグ
ポジション:遊撃手
生年月日:1990年4月10日
2026年の年俸:不明
巧みなバットコントロールと勝負強さが光るベテラン内野手。2013年と2017年のWBCに代表として出場し、長年チームの主軸を牽引。マイナーリーグではタンパベイやミネソタの傘下で長年プレーし、2021年にはメキシカンリーグのオールスターに選出。現在はベネズエラやメキシコのウィンターリーグを主戦場とし、安定した守備と広角に打ち分ける高い打撃技術を武器に活躍。
ルーカス・ラミレス
チーム:エンゼルス(マイナー)
ポジション:外野手
生年月日:2006年1月16日
2026年の年俸:不明
2024年にエンゼルスからドラフト指名を受けた期待の大型外野手。父はドジャースなどで通算300本塁打以上を放った名巧打者マニー・ラミレス。兄もプロ経験を持つ野球一族の次男。2023年のWBC予選には17歳でブラジル代表として出場。190センチを超える長身から放たれる豪快な打球と高い身体能力が魅力。
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