大谷翔平選手や山本由伸選手の同僚であるドジャースのアレックス・ベシア（Alex Vesia）選手について以下を紹介します。
年俸と成績の推移
■プロ入り：2018年（22歳）、マイアミ・マーリンズと契約、MLBドラフト17巡目・全体の507位、契約金2万5000ドル（2018年の1ドル110円計算で約275万円）
メジャーデビューは2020年（24歳）です。
| 年 | チーム | 試合 | 勝 | 負 | S | 防率 | 年俸(万ドル) | 年俸(円) | 当時のレート* | |
| 2020 | (24歳) | MIA | 5 | 0 | 1 | 0 | 18.69 | $56 | 6029万 | 1$=107円 |
| 2021 | (25歳) | LAD | 41 | 3 | 1 | 1 | 2.25 | $57 | 6276万 | 1$=110円 |
| 2022 | (26歳) | LAD | 63 | 5 | 0 | 1 | 2.15 | $72 | 9432万 | 1$=131円 |
| 2023 | (27歳) | LAD | 56 | 2 | 5 | 1 | 4.35 | $75 | 1億500万 | 1$=140円 |
| 2024 | (28歳) | LAD | – | – | – | – | – | $100 | 1億5000万 | 1$=150円 |
*：ドル円の換算値は年平均を四捨五入したものです。
■タイトル
獲得したタイトルはありません。
アレックス・ベシア選手の特徴
1996年4月11日生まれ、アメリカ・カリフォルニア州出身、左投左打の選手です。
力のあるストレート、切れのあるスライダーとチェンジアップで抑える投手です。マイナーリーグで結果を出し、2020年（24歳）マーリンズでメジャーデビューをしましたが、いい結果は出せませんでした。その後、トレードでドジャースに来てから、2年連続で防御率2点台と頭角を現しました。2023年は防御率4.35と本来の力は出せませんでしたが、2024年はプロ入り後の自己ベストのペースで、いい投球をしています。
マイナーリーグ時代の成績
マイナーリーグで時代は防御率1点台です。格が違うといったところでしょうか。
| 年 | クラス | 試合 | 勝 | 負 | S | 防率 | |
| 2018 | (22歳) | R, A | 14 | 4 | 0 | 0 | 1.35 |
| 2019 | (23歳) | A, AA | 38 | 7 | 2 | 5 | 1.76 |
| 2020 | (24歳) | – | – | – | – | – | – |
| 2021 | (25歳) | AAA | 9 | 0 | 0 | 2 | 1.00 |
2020年はマイナーリーグの試合は、コロナの影響で開催されませんでした。
月給や日給にするといくら？
今年の年俸を100万ドルの約1億5000万円とした場合の月給や日給はどのくらいになるでしょうか。尚、日給は単純に年俸を1年365日で割りました。
- 月給にした場合：1億5000万円÷12か月＝1250万円
- 日給にした場合：1億5000万円÷365日＝41万円
MLB最高年俸の大谷選手の場合は下記を見てください。
もしドル円が80円～170円だったら年俸はいくら？
約10年ちょっと前は1ドル80円を切る時代もありました。また、今後円安が進んで1ドル170円なんて時代もくるかもしれません。もし、1ドルが80円だったら、もしくは170円だったら、アレックス・ベシア選手の年俸はどうなるのでしょうか。今年の年俸を100万ドルで見ていきましょう。
- 1ドルが80円だった場合：8000万円
（2011年、2012年ごろはこのくらいでした。川﨑宗則選手がMLBに挑戦をした年です。） - 1ドルが100円だった場合：1億円
- 1ドルが150円だった場合：1億5000万円
- 1ドルが170円だった場合：1億7000万円
最後に一言
2023年は本来の力だせずに、不本意なシーズンでしたが、2024年はチームになくてはならない選手の一人です。もう一人左の中継ぎアンソニー・バンダ投手と左の2本柱で頑張ってくれています。先発陣の負傷が多いため、中継ぎにより負担がかかることが想定されます。シーズン前半の終わりに近づき、開幕当初の勢いがチームになくなりつつあります。なんとかここで踏ん張って、ワールドシリーズ制覇に向けて、頑張って欲しいところです。
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