大谷翔平選手や山本由伸選手の同僚であるドジャースのエヴァン・フィリップス(Evan Phillips)選手について紹介します。
今シーズンの成績
(2024年レギュラーシーズン終了)
試合:61
勝利:5
敗戦:1
セーブ:18
防御率:3.62
2024年ポストシーズンの成績
(全日程終了)
試合:5
勝利:2
敗戦:0
防御率:0.00
年俸と成績の推移
■入団拒否:2012年(18歳)、カンザスシティ・ロイヤルズ、MLBドラフト33巡目・全体の1003位
■プロ入り:2015年(21歳)、アトランタ・ブレーブスと契約、MLBドラフト17巡目・全体の510位、契約金10万ドル(2015年の1ドル121円計算で約1210万円)
メジャーデビューは2018年(24歳)です。
年 | チーム | 試合 | 勝 | 負 | S | 防率 | 年俸(万ドル) | 年俸(円) | 当時のレート* | |
2018 | (24歳) | ATL | 4 | 0 | 0 | 0 | 8.53 | $54 | 5995万 | 1$=110円 |
BAL | 5 | 0 | 1 | 0 | 18.56 | |||||
2019 | (25歳) | BAL | 25 | 0 | 1 | 0 | 6.43 | $55 | 6050万 | 1$=109円 |
2020 | (26歳) | BAL | 14 | 1 | 1 | 0 | 5.02 | $56 | 6029万 | 1$=107円 |
2021 | (27歳) | TB | 1 | 0 | 0 | 1 | 3.00 | $57 | 6276万 | 1$=110円 |
LAD | 7 | 1 | 1 | 0 | 3.48 | |||||
2022 | (28歳) | LAD | 64 | 7 | 3 | 2 | 1.14 | $72 | 9432万 | 1$=131円 |
2023 | (29歳) | LAD | 62 | 2 | 4 | 24 | 2.05 | $130 | 1億8200万 | 1$=140円 |
2024 | (30歳) | LAD | 61 | 5 | 1 | 18 | 3.62 | $400 | 6億 | 1$=150円 |
MLB通算 | – | 243 | 16 | 12 | 45 | 3.43 | $824 | 11億1982万 | – |
*:ドル円の換算値は年平均を四捨五入したものです。
■タイトル
獲得したタイトルはありません。
エヴァン・フィリップス選手の特徴
1994年9月11日生まれ、アメリカ・メリーランド州出身、右投右打の選手です。
メジャーデビューから6年間は、全く結果が出ませんでした。ドジャース移籍2年目の2022年に、スイーパー(大きく曲がるスライダー)を極めたことにより、投球スタイルが一変し、覚醒しました。
ストレートは150キロほどですが、そのスイーパー、カッター、シンカー、チェンジアップと多彩な変化球で、2023年の途中からクローザーを務めています。160キロを超える豪速球で三振を取っていく抑え投手が多いですが、フィリップス選手は変化球で三振も取れるし、打たせて打ち取ることもできる抑え投手です。
マイナーリーグ時代の成績
年 | クラス | 試合 | 勝 | 負 | S | 防率 | |
2015 | (21歳) | R, A | 18 | 2 | 3 | 2 | 2.73 |
2016 | (22歳) | A, AA | 43 | 8 | 4 | 10 | 3.02 |
2017 | (23歳) | AA, AAA | 40 | 3 | 4 | 3 | 6.14 |
2018 | (24歳) | AAA | 39 | 4 | 6 | 8 | 2.28 |
2019 | (25歳) | AAA | 27 | 1 | 2 | 1 | 3.86 |
2020 | (26歳) | – | – | – | – | – | |
2021 | (27歳) | AAA | 20 | 1 | 1 | 0 | 4.76 |
2020年はマイナーリーグの試合は、コロナの影響で開催されませんでした。
月給や日給にするといくら?
今年の年俸を400万ドルの約6億円とした場合の月給や日給はどのくらいになるでしょうか。尚、日給は単純に年俸を1年365日で割りました。
- 月給にした場合:6億円÷12か月=5000万円
- 日給にした場合:6億円÷365日=164万円
尚、MLB最高年俸の大谷選手の場合は下記を見てください。
もしドル円が80円~170円だったら年俸はいくら?
約10年ちょっと前は1ドル80円を切る時代もありました。また、今後円安が進んで1ドル170円なんて時代もくるかもしれません。もし、1ドルが80円だったら、もしくは170円だったら、エヴァン・フィリップス選手の年俸はどうなるのでしょうか。今年の年俸を400万ドルで見ていきましょう。
- 1ドルが80円だった場合:3億2000万円
(2011年、2012年ごろはこのくらいでした。川﨑宗則選手がMLBに挑戦をした年です。) - 1ドルが100円だった場合:4億円
- 1ドルが150円だった場合:6億円
- 1ドルが170円だった場合:6億8000万円
最後に一言
2024年の開幕から、完ぺきに近い投球を見せてくれていましたが、7月に入り少し疲れが見え始めています。ハドソン、トライネン、ベシアなど、調子のいい中継ぎ陣がいますので、フィリップス選手だけに負担がかかることはなさそうです。夏場の苦しい時期を残りえて、地区優勝、リーグ優勝、ワールドシリーズへと歩を進めてほしいです。
■ドジャースの選手一覧は下記をご覧ください。
コメント