大谷翔平選手や山本由伸選手の同僚であるドジャースのギャビン・ラックス（Gavin Lux）選手について以下を紹介します。
年俸と成績の推移
■プロ入り：2016年（19歳）、ドジャース、MLBドラフト1巡目・全体の20位、契約金約230万ドル（2016年の1ドル109円計算で約2億5000万円）
メジャーデビューは2019年（22歳）です。
| 年 | チーム | 試合 | 打率 | 本 | 打点 | 盗塁 | 年俸(万ドル) | 年俸(円) | 当時のレート* | |
| 2019 | (22歳) | LAD | 23 | .240 | 2 | 9 | 2 | $55 | 6000万 | 1$=109円 |
| 2020 | (23歳) | LAD | 19 | .175 | 3 | 8 | 1 | $56 | 6000万 | 1$=107円 |
| 2021 | (24歳) | LAD | 102 | .242 | 7 | 46 | 4 | $58 | 6300万 | 1$=110円 |
| 2022 | (25歳) | LAD | 129 | .276 | 6 | 42 | 7 | $72 | 9400万 | 1$=131円 |
| 2023 | (26歳) | LAD | – | – | – | – | – | $75 | 1億500万 | 1$=140円 |
| 2024 | (27歳) | LAD | – | – | – | – | – | $122 | 1億8000万 | 1$=150円 |
*：ドル円の換算値は年平均を四捨五入したものです。
■タイトル
獲得したタイトルはありません。
ギャビン・ラックス選手の特徴
今年は開幕から打撃不振で、ドジャースの打てない下位打線を象徴する一人になっているラックス選手ですが、2016年・ドラフト1位の超有望株の選手です。2019年にはマイナーで、打率.347、26本塁打、76打点を記録しています。その年の9月にメジャーデビューをしました。尚、2023年のキャンプでひざの大けがし、その年は試合に出ることはできませんでした。2024年に活躍を期待される選手の一人です。
月給や日給にするといくら？
今年の年俸を122万ドルの約1億8000万円とした場合の月給や日給はどのくらいになるでしょうか。尚、日給は単純に年俸を1年365日で割りました。
- 月給にした場合：1億8000万円÷12か月＝1500万円
- 日給にした場合：1億8000万円÷365日＝49万円
これから活躍して年俸が上がっていく選手なので、他の選手と比較するとかわいい感じです。それでも日給で49万はすごいです。
尚、MLB最高年俸の大谷選手は下記をご覧ください。
もしドル円が80円～170円だったら年俸はいくら？
約10年ちょっと前は1ドル80円を切る時代もありました。また、今後円安が進んで1ドル170円なんて時代もくるかもしれません。もし、1ドルが80円だったら、もしくは170円だったら、ラックス選手の年俸はどうなるのでしょうか。今年の年俸：122万ドルで見ていきましょう。
- 1ドルが80円だった場合：9700万円
（2011年、2012年ごろはこのくらいでした。川﨑宗則選手がMLBに挑戦をした年です。） - 1ドルが100円だった場合：1億2200万円
- 1ドルが150円だった場合：1億8300万円
- 1ドルが170円だった場合：2億700万円
最後に一言
ドラフト1位で入団し、ドジャースを代表する選手になれる素質のある選手です。チームとしては打率3割近く打ってほしい選手ではありますが、これまでのところ結果が出ていません。また、2024年はショートのレギュラーとして、期待されていましたが、キャンプからコンディションが上がらず、ショートはベッツ選手に譲りました。ラックス選手のバッティングも守備も状態が上がってこれば、ドジャースはさらに強くなるでしょうし、ベッツ選手と守備位置を入れ替えたら、ベッツ選手は今まで以上にバッティングに集中できます。この二遊間コンビの活躍で、ワールドシリーズ優勝に向けて、万全の状態になるのではないでしょうか。これからのラックス選手に注目していきましょう。
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