メジャーリーグベースボール(MLB)の試合で使用される公式球は、単なる野球ボールではありません。その品質、歴史、製造工程には、野球ファンならぜひ知っておきたいこだわりが詰まっています。本記事では、MLB公式試合球の特徴や魅力について詳しく解説します。
MLB公式試合球の基本情報
MLB公式試合球は、現在 Rawlings(ローリングス)社 によって製造されています。ローリングスは1887年に創業した老舗スポーツ用品メーカーであり、1977年からMLBの公式球を製造する契約を結んでいます。
公式球の基本スペック:
縫い目:108本の赤いステッチ
直径:約7.3センチ
重量:約142~149グラム
素材:ウールとポリエステルの糸で巻かれたコルク芯、外側は高品質の牛革

製造過程とこだわり
MLB公式試合球は、完全な手作業で仕上げられます。特にステッチの精度はプレイヤーの投球や打撃に影響を与えるため、細部にまでこだわっています。
- コルク芯の準備
まず、コルクとラバーを組み合わせた中心部分を作成します。これに数層のウール糸が巻きつけられ、ボールの形状を作ります。 - 牛革の縫製
2枚の革のパネルをボールに合わせ、職人が108本の赤いステッチを施します。このステッチの形状は、投球のスピンや変化球の軌道に影響を与える重要な要素です。 - 仕上げと品質チェック
縫製が終わった後、ボールは厳格な品質チェックを受けます。形状、重量、バランスなどが基準を満たしているか確認され、合格したものだけが試合で使用されます。
特徴と使用感

MLB公式球は、選手が最高のパフォーマンスを発揮できるように設計されています。特に、投手にとって握りやすいステッチの高さは重要であり、変化球の精度を向上させる要因となっています。また、打者にとっては革の質感や硬さが打球速度に影響を与えます。
試合開始前には、ボールの表面を摩擦が生じやすくなるよう 「レンシムッド」(特殊な泥) を塗るのがMLBの伝統です。これにより、新品のボールの滑りやすさが抑えられ、適度なグリップが得られます。
購入のメリット9選
- 定価2640円と比較的安価で購入できます。
- 持ちながらMLB中継を見ると臨場感がアップして、気持ちが盛り上がります。
- ツーシームやスプリットの握りを試すことができます。
- MLB観戦中、ファールボールやホームランボールを取った人がボールを触れて羨ましいと思っていましたが、それを体験できます。
- デスクに置いておけば、気分転換や手持ち無沙汰解消になります。
- キャッチボールに使うと、MLB選手になった気分になります。
- 職場のデスクに置けば、野球好きな方とのコミュニケーションになります。
- 職場の打合せスペースに飾れば、お客様とのコミュニケーションにも繋がります。
- MLB開幕時、相手チームのホームランボールを取った時に、こちらのボールを投げ返せば、あなたはヒーローにもなるし、ホームランボールもゲットできます(笑)
購入のデメリット
特にありません。あえて言えば、硬いので小さなお子さんがいる家庭は、お子さんが家の中で投げないようにお気を付けください。
また、複数購入された方で、ものによって品質が違うとの口コミが見受けられました。自分が購入したものは特に問題なく、大変満足しています。
購入にあたっての注意点
Amazonでは、最近のMLBブームもあり、売り切れの場合が多くあります。執筆段階では、在庫切れですが購入はできます。プライム会員の方は、送料がかからないため、Amazonでの購入がおススメです。在庫切れで、マーケットプレイスで送料がかかる場合もありますので、よく確認して購入ください。
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