2026年WBCの熱狂は、グループステージからすでに始まっています! 今回は、開催国であり野球の母国でもあるアメリカを筆頭に、多種多様な野球文化を持つ国々が集結する「グループB」に焦点を当ててご紹介します。
グループBには、アメリカ、メキシコ、イタリア、イギリス、ブラジルの5カ国が名を連ねています。それぞれの国の野球の歴史と、これまでのWBCでの戦いぶりを振り返りながら、2026年大会での彼らの活躍を予想してみましょう。
尚、各国の出場選手が発表され次第、別途一覧を作成予定です。こちらも、ぜひご覧ください。
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アメリカ:野球の母国、王者の貫禄とリベンジへ

アメリカについて
- 人口:約3億5000万人
- 公用語:英語
- 通貨:アメリカドル
野球の歴史
野球発祥の地であり、世界最高峰のリーグであるMLBを擁するアメリカは、まさに野球の母国です。ベーブ・ルース、ジャッキー・ロビンソン、マイケル・ジョーダン(マイナーでプレー経験あり)など、数え切れないほどの伝説的な選手たちを輩出し、国民的スポーツとして深く愛されています。
WBCでは、MLBのトップスターたちが集結し、その圧倒的な個の力と層の厚さで他国をねじ伏せてきました。2023年大会では惜しくも準優勝に終わりましたが、その実力は誰もが認めるところです。
過去のWBC結果
- 2006年: ベスト8 (2次ラウンド敗退)
- 2009年: ベスト4
- 2013年: ベスト8 (2次ラウンド敗退)
- 2017年: 優勝
- 2023年: 準優勝
2017年大会では、悲願の初優勝を果たし、野球の母国としてのプライドを見せつけました。2023年大会も連覇を目指しましたが、決勝で日本に敗れ準優勝。2026年大会では、その雪辱を果たすべく、史上最強のチームを編成して臨んでくることでしょう。
予想出場選手
■参加意欲あり
- アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
- ポール・スキーンズ(パイレーツ)
- ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)
- カル・ラリー(マリナーズ)
- ピート・クロウ・アームストロング(カブス)
- コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)
- マイク・トラウト(エンゼルス)
- ムーキー・ベッツ(ドジャース)
- ピート・アロンゾ(メッツ)
- ネイサン・イバルディ(レンジャーズ)
- ギャレット・クロシェ(レッドソックス)
メキシコ:カリブの雄、飛躍するラテンの強豪

メキシコについて
- 人口:約1億3000万人
- 公用語:スペイン語(事実上)
- 通貨:メキシコペソ
野球の歴史
メキシコは、サッカーが国民的人気を誇る一方で、北部を中心に野球も非常に盛んです。カリブ海諸国と同様に、メジャーリーグへ多くの選手を送り出しており、特に投手や内野手に才能ある選手が多いことで知られています。
メキシコのプロリーグのメキシカンリーグは、元MLBの選手たちが多く参戦しており、レベルの高いリーグとして人気を集めています。その中で育まれた選手たちは、WBCでも常に強豪国を苦しめてきました。
過去のWBC結果
- 2006年: ベスト8 (2次ラウンド敗退)
- 2009年: ベスト8 (2次ラウンド敗退)
- 2013年: 1次ラウンド敗退
- 2017年: 1次ラウンド敗退
- 2023年: ベスト4
2023年大会では、初のアメリカ撃破を含む快進撃で、見事ベスト4入りを果たしました。この躍進は、メキシコ野球の質の高さを世界に知らしめる結果となりました。2026年大会では、この勢いを維持し、さらなる高みを目指すことが期待されます。
予想出場選手
■参加意欲あり
- ランディ・アロザレーナ(マリナーズ)
- アンドレス・ムニョス(マリナーズ)
■メキシコ出身の主な現役選手
- アレハンドロ・カーク(ブルージェイズ)
- ジョナサン・アランダ(レイズ)
- ハビエル・アサド(カブス)
- ラモン・ヘルナンデス(阪神)
■メキシコ代表として出場可能な選手
- オースティン・バーンズ(元ドジャース)
- ジャレン・デュラン(レッドソックス)
イタリア:ヨーロッパの盟主、米国系選手で強化

イタリアについて
- 人口:約6000万人
- 公用語:イタリア語
- 通貨:ユーロ
野球の歴史
ヨーロッパではサッカーの人気が圧倒的ですが、イタリアは野球が比較的盛んな国の一つです。アメリカとの歴史的なつながりから、アメリカ系イタリア人の選手が代表チームの主力を担うことが多く、これがチームの強さの秘訣となっています。
国内リーグも存在し、野球の普及にも力を入れています。過去にはMLBで活躍したマイク・ピアッツァなどがイタリア代表としてプレーしたこともあり、WBCでは常にヨーロッパ勢のトップランナーとして注目されてきました。
過去のWBC結果
- 2006年: 1次ラウンド敗退
- 2009年: 1次ラウンド敗退
- 2013年: ベスト8 (2次ラウンド敗退)
- 2017年: 1次ラウンド敗退
- 2023年: ベスト8
2013年大会と2023年大会では、いずれもベスト8に進出するなど、欧州勢としては最高の成績を収めています。特に2023年大会では、格上を相手に接戦を演じ、その実力を証明しました。2026年大会でも、アメリカ系の強力な助っ人を中心に、旋風を巻き起こす可能性を秘めています。
予想出場選手
■イタリア出身の主な現役選手
- チェイス・バーンズ(レッズ)
- サミュエル・アルデゲリ(エンゼルス)
■イタリア代表として出場可能な選手
- ブランドン・ニモ(メッツ)
- サル・フレリック(ブルワーズ)
- ジャック・カグリオン(ロイヤルズ)
イギリス:野球の夜明け、欧州のダークホース

イギリスについて
- 人口:約7000万人
- 公用語:英語
- 通貨:ポンド
野球の歴史
イギリスはサッカーやラグビーが盛んな国ですが、野球の歴史も意外と古く、19世紀にはすでにプレーされていました。しかし、他のスポーツに人気を奪われ、長らくマイナースポーツとしての位置付けでした。
近年は、MLBがロンドンで公式戦を開催するなど、野球への関心が高まりつつあります。アメリカやカナダのルーツを持つ選手や、カリブ海諸国からの移民選手の活躍もあり、代表チームの強化が進められています。初のWBC本戦出場を果たした2023年大会は、まさにイギリス野球の夜明けを告げるものでした。
過去のWBC結果
- 2006年: 不参加
- 2009年: 不参加
- 2013年: 予選敗退
- 2017年: 予選敗退
- 2023年: 1次ラウンド敗退
2023年大会で念願のWBC初出場を果たしました。結果は1次ラウンド敗退でしたが、強豪国相手に互角に渡り合う試合も見せるなど、今後の成長が期待されるパフォーマンスでした。2026年大会では、この経験を糧に、さらなる飛躍を目指すことでしょう。
予想出場選手
■イギリス出身の主な現役選手
- マイケル・ピーターセン(マーリンズ)
ブラジル:日系移民が築いた南米の開拓者

ブラジルについて
- 人口:約2億1000万人
- 公用語:ポルトガル語
- 通貨:レアル
野球の歴史
サッカー王国として知られるブラジルですが、野球にも独自の歴史があります。特に、20世紀初頭からの日系移民が野球文化を根付かせ、その影響は今も色濃く残っています。
近年では、MLBで活躍するヤン・ゴームズやチアゴ・ビエイラのような選手も現れ、注目度が高まっています。国内でも野球アカデミーが整備され、若手選手の育成に力が入れられています。南米における野球の新興勢力として、そのポテンシャルは計り知れません。
過去のWBC結果
- 2006年: 不参加
- 2009年: 不参加
- 2013年: 1次ラウンド敗退
- 2017年: 予選敗退
- 2023年: 予選敗退
2013年大会で初のWBC本戦出場を果たし、世界にその存在感を示しました。その後は予選で苦戦していますが、着実に力をつけています。2026年大会では、再び本戦の舞台に戻り、その粘り強い野球を世界に見せてくれることを期待しています。
予想出場選手
■参加意欲あり
- ボー・ビシェット(ブルージェイズ)
■ブラジル出身の主な現役選手
- ボー・タカハシ(西武)
まとめ:2026年WBCグループBの行方は?
グループBは、圧倒的な野球大国であるアメリカを中心に、前回大会で躍進したメキシコ、ヨーロッパの強豪イタリア、そして成長著しいイギリスとブラジルが顔を揃える、非常に興味深いグループです。
アメリカの王座奪還への執念、メキシコのさらなる飛躍、イタリアの底力、そしてイギリスとブラジルの挑戦者としての意地。どの試合も見逃せない、熱い戦いが繰り広げられること間違いなしです!
2026年WBCグループBの激戦に、今から期待が高まりますね!



