2024年度からメジャーリーグに挑戦している今永昇太選手について、年俸の推移と成績を紹介します。成績と年俸の変動を一緒に見ていただけたら、楽しんでいただけると思います。
今シーズンの成績
(日本時間9/23の試合終了時点)
試合:29
勝利:15
敗戦:3
防御率:2.91
年俸と成績の推移
■入団:2015年(22歳)ドラフト1位、契約金1億円、出来高5000万円
年 | チーム | 試合 | 勝 | 負 | S | 防率 | 年俸(円) | 年俸(万ドル) |
2016(23歳) | DeNA | 22 | 8 | 9 | 0 | 2.93 | 1500万 | – |
2017(24歳) | DeNA | 24 | 11 | 7 | 0 | 2.98 | 4000万 | – |
2018(25歳) | DeNA | 23 | 4 | 11 | 0 | 6.80 | 8400万 | – |
2019(26歳) | DeNA | 25 | 13 | 7 | 0 | 2.91 | 6700万 | – |
2020(27歳) | DeNA | 9 | 5 | 3 | 0 | 3.23 | 1億3600万 | – |
2021(28歳) | DeNA | 19 | 5 | 5 | 0 | 3.08 | 1億 | – |
2022(29歳) | DeNA | 21 | 11 | 4 | 0 | 2.26 | 1億 | – |
2023(30歳) | DeNA | 22 | 7 | 4 | 0 | 2.80 | 1億4000万 | – |
2024(31歳) | CHC | 29 | 15 | 3 | 0 | 2.91 | 13億5000万 | $900 |
NPB通算 | – | 165 | 64 | 50 | 0 | 3.18 | 6億8200万 | – |
MLB通算 | – | 29 | 15 | 3 | 0 | 2.91 | 13億5000万 | $900 |
補足:1ドル150円計算、契約金100万ドル(約1億5000万円)は含めていません。
■タイトル(NPB)
2023年(30歳):最多奪三振
大卒ドラ1と言うこともあり、1年目から活躍していますね。3年目は故障や不振もあり、中継ぎも経験しています。勝利数が伸びない年もありますが、防御率はとても安定しています。
メジャー1年目の今年は、昨年度から年俸が約10倍になっています。もうすでにアメリカンドリームを実現しています!!
カブスとの契約詳細
今永選手はカブスと4年総額5300万ドル(1ドル150円計算で約80億円)で契約をしました。
2年目と3年目終了後に球団がオプション(選択権)を持ち、最大で5年総額8000万ドル(1ドル150円計算で約120億円)です。
2年目終了後に球団が選択権を持っているため、成績次第では2年目終了後にFAになる可能性があります。今の活躍を続ければ、もちろん問題ありませんが、成績次第では2年間で契約終了の可能性もあります。(球団が行使しない場合、今永選手が行使できる契約になっている模様。)
尚、今永選手の契約は、ドジャースの大谷選手や山本選手のように詳細な内容は公表されていません。本内容は米メディアによる情報です。 契約の詳細は(1ドル150円で算出)以下の通りです。
契約金 約1億5000万円(100万ドル)
- 2024年:約13.5億円(900万ドル)
- 2025年:約19.5億円(1300万ドル)
2025年修了時に球団は以下のオプションを行使可能。以下は球団が行使した場合。
- 2026年:約30億円(2000万ドル)
- 2027年:約30億円(2000万ドル)
- 2028年:約25.5億円(1700万ドル)
球団が行使しない場合は今永選手が2026年:約22.5億円(1500万ドル)のオプション行使が可能
さらに2026年修了時に球団は以下のオプションを行使可能。
- 2027年:約36億円(2400万ドル)
- 2028年:約27億円(1800万ドル)
球団が行使しない場合は今永選手が2027年:約22.5億円(1500万ドル)のオプション行使が可能
いろいろ複雑な契約ですね。さらにタイトルを獲得すればプラスの出来高があるそうです。
月給や日給にするといくら?
2024年度の年俸を900万ドルの約13.5億円とした場合の月給や日給はどのくらいになるでしょうか。尚、日給は単純に年俸を1年365日で割りました。
- 月給にした場合:年俸13.5億円÷12か月=1億1250万円
- 日給にした場合:年俸13.5億円÷365日=370万円
月給1億円越えです!!日給でもサラリーマンの年収に近いです。
MLB最高年俸の大谷選手は下記をご覧ください。
もしドル円が80円~170円だったら年俸はいくら?
約10年ちょっと前は1ドル80円を切る時代もありました。また、今後円安が進んで1ドル170円なんて時代もくるかもしれません。もし、1ドルが80円だったら、もしくは170円だったら、今永選手の年俸はどうなるのでしょうか。今年の年俸を900万ドルで見ていきましょう。
- 1ドルが80円だった場合:7.2億円
(2011年、2012年ごろはこのくらいでした。川﨑宗則選手がMLBに挑戦をした年です。) - 1ドルが100円だった場合:9億円
- 1ドルが150円だった場合:13.5億円
- 1ドルが170円だった場合:15.3億円
最後に一言
今永選手について、個人的に一番印象に残っているのは、やはり2023年のWBCの決勝戦ですね。1球1球ドキドキしながら見たのを思い出します。ドジャースの山本選手と比べると日本での実績はそれほどすごいものではありませんが、メジャーリーグのボールや環境が今永選手には合っていそうなので、今後ますますの活躍が期待できそうです。本当に楽しみです。
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