大谷翔平選手や山本由伸選手の同僚であるドジャースのクレイトン・カーショー(Clayton Kershaw)選手について紹介をします。
今シーズンの成績
(2024年レギュラーシーズン終了)
試合:7
勝利:2
敗戦:2
防御率:4.50
年俸と成績の推移
■プロ入り:2006年(19歳)、ロサンゼルス・ドジャースと契約、MLBドラフト1巡目・全体の7位、契約金230万ドル(2006年の1ドル116円計算で約2億6680万円)
メジャーデビューは2008年(21歳)です。
年 | チーム | 試合 | 勝 | 負 | S | 防率 | 年俸(万ドル) | 年俸(円) | 当時のレート* | |
2008 | (21歳) | LAD | 22 | 5 | 5 | 0 | 4.26 | $39 | 4017万 | 1$=103円 |
2009 | (22歳) | LAD | 31 | 8 | 8 | 0 | 2.79 | $40 | 3760万 | 1$=94円 |
2010 | (23歳) | LAD | 32 | 13 | 10 | 0 | 2.91 | $44 | 3872万 | 1$=88円 |
2011 | (24歳) | LAD | 33 | 21 | 5 | 0 | 2.28 | $50 | 4000万 | 1$=80円 |
2012 | (25歳) | LAD | 33 | 14 | 9 | 0 | 2.53 | $950 | 7億6000万 | 1$=80円 |
2013 | (26歳) | LAD | 33 | 16 | 9 | 0 | 1.83 | $950 | 9億3100万 | 1$=98円 |
2014 | (27歳) | LAD | 27 | 21 | 3 | 0 | 1.77 | $3,000 | 31億8000万 | 1$=106円 |
2015 | (28歳) | LAD | 33 | 16 | 7 | 0 | 2.13 | $3,000 | 36億3000万 | 1$=121円 |
2016 | (29歳) | LAD | 21 | 12 | 4 | 0 | 1.69 | $3,000 | 32億7000万 | 1$=109円 |
2017 | (30歳) | LAD | 27 | 18 | 4 | 0 | 2.31 | $3,000 | 33億6000万 | 1$=112円 |
2018 | (31歳) | LAD | 26 | 9 | 5 | 0 | 2.73 | $3,000 | 33億 | 1$=110円 |
2019 | (32歳) | LAD | 29 | 16 | 5 | 0 | 3.03 | $3,100 | 33億7900万 | 1$=109円 |
2020 | (33歳) | LAD | 10 | 6 | 2 | 0 | 2.16 | $3,100 | 33億1700万 | 1$=107円 |
2021 | (34歳) | LAD | 22 | 10 | 8 | 0 | 3.55 | $3,100 | 34億1000万 | 1$=110円 |
2022 | (35歳) | LAD | 22 | 12 | 3 | 0 | 2.28 | $1,700 | 22億2700万 | 1$=131円 |
2023 | (36歳) | LAD | 24 | 13 | 5 | 0 | 2.46 | $2,000 | 28億 | 1$=140円 |
2024 | (37歳) | LAD | 7 | 2 | 2 | 0 | 4.50 | $500 | 7億5000万 | 1$=150円 |
MLB通算 | – | 432 | 212 | 94 | 0 | 2.50 | $30,573 | 344億7049万 | – |
*:ドル円の換算値は年平均を四捨五入したものです。
■タイトル
- 2011年(24歳):サイ・ヤング賞、最多勝、最優秀勝率、最多奪三振、ゴールドグラブ賞
- 2012年(25歳):最優秀勝率
- 2013年(26歳):サイ・ヤング賞、最優秀勝率、最多奪三振
- 2014年(27歳):MVP、サイ・ヤング賞、最多勝、最優秀勝率
- 2015年(28歳):最多奪三振
- 2017年(30歳):最多勝、最優秀勝率
クレイトン・カーショー選手の特徴
1988年3月19日生まれ、アメリカ・テキサス州出身、左投左打の選手です。
通算210勝、通算の防御率が2.48と、歴史に残る大投手です。メジャーリーグでは珍しく一度も移籍をしていないドジャース一筋の選手です。通算の防御率が2.50を切っているのもめちゃくちゃすごいですが、通算の負けが92敗と勝利数の半分以下という驚異的な成績です。
球種はフォーシーム、スライダーが多く、そこにカーブを織り交ぜる投球です。
2023年のシーズン終了後に左肩の手術をしたため、2024年の前半戦の登板はありません。シーズン後半の復帰が期待されています。
ドジャースとの契約詳細
2024年の2月にドジャースと再契約をしました。2024年は500万ドル(1ドル150円計算で7億5000万円)、2025年は選手に選択権があり、500万ドル(7億5000万円)となっています。
また、先発試合数に応じてボーナスが設定されています。
2024年は最大10試合の先発登板で750万ドル(11億2500万円)を受け取れます。詳細は以下の通りです:先発6試合の登板で100万ドル(1億5000万円)、7試合の登板で150万ドル(2億2500万円)、8試合の登板で150万ドル(2億2500万円)、9試合の登板で150万ドル(2億2500万円)、10試合の登板で200万ドル(3億円)。
2025年は最大10試合の先発登板で1500万ドル(22億5000万円)を受け取れます。詳細は以下の通りです:6試合の登板で200万ドル(3億円)、7試合の登板で300万ドル(4億5000万円)、8試合の登板で300万ドル(4億5000万円)、9試合の登板で300万ドル(4億5000万円)、10試合登板で400万ドル(6億円)。
マイナーリーグ時代の成績
年 | クラス | 試合 | 勝 | 負 | S | 防率 | |
2006 | (19歳) | R | 10 | 2 | 0 | 0 | 1.95 |
2007 | (20歳) | A, AA | 25 | 8 | 7 | 0 | 2.95 |
2008 | (21歳) | AA | 13 | 2 | 3 | 0 | 1.91 |
月給や日給にするといくら?
今年の年俸を500万ドルの約7億5000万円とした場合の月給や日給はどのくらいになるでしょうか。尚、日給は単純に年俸を1年365日で割りました。
- 月給にした場合:約7億5000万円÷12か月=6250万円
- 日給にした場合:約7億5000万円÷365日=205万円
MLB最高年俸の大谷選手の場合は下記をご覧ください。
もしドル円が80円~170円だったら年俸はいくら?
約10年ちょっと前は1ドル80円を切る時代もありました。また、今後円安が進んで1ドル170円なんて時代もくるかもしれません。もし、1ドルが80円だったら、もしくは170円だったら、クレイトン・カーショー選手の年俸はどうなるのでしょうか。今年の年俸を500万ドルで見ていきましょう。
- 1ドルが80円だった場合:4億円
(2011年、2012年ごろはこのくらいでした。川﨑宗則選手がMLBに挑戦をした年です。) - 1ドルが100円だった場合:5億円
- 1ドルが150円だった場合:7億5000万円
- 1ドルが170円だった場合:8億5000万円
最後に一言
年齢は30代後半となり、大ベテランの域ですが、直近3年連続で二桁勝利を挙げています。特に直近の2年間は防御率が2.50を切っており、衰えは感じられません。2024年のドジャースは特に先発陣の負傷者多くおり、カーショー選手の復活が待たれます。肩の手術を明けということもあり、いつ復帰できて、どのくらい投げられるかは未知数ですが、実績から考えて期待せざるを得ません。ドジャースのワールドシリーズ制覇に向けて、カーショー選手の復活、活躍が楽しみです。
■ドジャースの選手一覧は下記をご覧ください。
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