大谷翔平選手や山本由伸選手の同僚であるドジャースのオースティン・バーンズ(Austin Barnes)選手について紹介します。
今シーズンの成績
(2024年レギュラーシーズン終了)
試合:54
打率:.264
HR:1
打点:11
盗塁:3
2024年ポストシーズンの成績
(全日程終了)
試合:1
打率:-
HR:-
打点:-
盗塁:-
年俸と成績の推移
■プロ入り:2011年(22歳)、フロリダ・マーリンズと契約、MLBドラフト9巡目・全体の283位、契約金約9万5000ドル(2012年の1ドル80円計算で約760万円)
メジャーデビューは2015年(26歳)です。
年 | チーム | 試合 | 打率 | 本 | 打点 | 盗塁 | 年俸(万ドル) | 年俸(円) | 当時のレート* | |
2015 | (26歳) | LAD | 20 | .207 | 0 | 1 | 1 | $50 | 6000万 | 1$=121円 |
2016 | (27歳) | LAD | 21 | .156 | 0 | 2 | 0 | $51 | 5600万 | 1$=109円 |
2017 | (28歳) | LAD | 102 | .289 | 8 | 38 | 4 | $54 | 6000万 | 1$=112円 |
2018 | (29歳) | LAD | 100 | .205 | 4 | 14 | 4 | $55 | 6000万 | 1$=110円 |
2019 | (30歳) | LAD | 75 | .203 | 5 | 25 | 3 | $57 | 6200万 | 1$=109円 |
2020 | (31歳) | LAD | 29 | .244 | 1 | 9 | 3 | $110 | 1億1800万 | 1$=107円 |
2021 | (32歳) | LAD | 77 | .215 | 6 | 23 | 1 | $215 | 2億3700万 | 1$=110円 |
2022 | (33歳) | LAD | 62 | .212 | 8 | 26 | 2 | $215 | 2億8200万 | 1$=131円 |
2023 | (34歳) | LAD | 59 | .180 | 2 | 11 | 2 | $350 | 4億9000万 | 1$=140円 |
2024 | (35歳) | LAD | 54 | .264 | 1 | 11 | 3 | $350 | 5億2500万 | 1$=150円 |
2025 | (36歳) | LAD | – | – | – | – | – | $350 | 5億2500万 | 1$=150円 |
MLB通算 | – | 599 | .223 | 35 | 160 | 23 | $1,507 | 24億7500万 | – |
*:ドル円の換算値は年平均を四捨五入したものです。
■タイトル
獲得したタイトルはありません。
オースティン・バーンズ選手の特徴
1989年12月28日生まれ(35歳)、アメリカ・カリフォルニア州出身の選手です。
入団はマーリンズですが、ドジャースにトレード後にメジャーデビューをしました。その後はドジャース一筋で、他の球団に移籍していない、珍しい選手です。
いわゆる典型的な控えキャッチャーですが、複数年契約もしており、チームから信頼されているのがわかります。正捕手のスミスより、総合的な守備力は高いとされています。しかし、2023年は打率を2割切ってしまった上に、スミス選手より盗塁阻止率が低くなり、年齢的な衰えも見え隠れしてきています。
メジャーでは打撃面で突出した成績は残せていませんが、マイナー時代は高い打率を誇っていました。本来、打つのが苦手な選手ではありません。攻守で才能がある選手です。
マイナーリーグ時代の成績
年 | クラス | 試合 | 打率 | 本 | 打点 | 盗塁 | |
2011 | (22歳) | A | 57 | .288 | 1 | 19 | 6 |
2012 | (23歳) | A | 123 | .318 | 12 | 65 | 9 |
2013 | (24歳) | A, AA | 117 | .272 | 5 | 45 | 5 |
2014 | (25歳) | A, AA | 122 | .304 | 13 | 57 | 11 |
2015 | (26歳) | AAA | 81 | .315 | 9 | 42 | 12 |
2016 | (27歳) | AAA | 85 | .295 | 6 | 39 | 18 |
ドジャースとの契約詳細
直近では、2023年に2年総額700万ドル(2023年の1ドル140円計算で約9億8000万円)で契約をしています。
2025年は球団にオプションがあり、年俸350万ドル(2024年の1ドル150円計算で約5億2500万円)で契約が可能です。球団が行使しなかった場合、バイアウト(契約しない場合にバーンズ選手に払う違約金)はありません。
月給や日給にするといくら?
今年の年俸を350万ドルの約5億2500万円とした場合の月給や日給はどのくらいになるでしょうか。尚、日給は単純に年俸を1年365日で割りました。
- 月給にした場合:5億2500万円÷12か月=4400万円
- 日給にした場合:5億2500万円÷365日=140万円
控えのキャッチャーとしては、多いのではないでしょうか。
尚、MLB最高年俸の大谷選手の場合は下記を見てください。
もしドル円が80円~170円だったら年俸はいくら?
約10年ちょっと前は1ドル80円を切る時代もありました。また、今後円安が進んで1ドル170円なんて時代もくるかもしれません。もし、1ドルが80円だったら、もしくは170円だったら、オースティン・バーンズ選手の年俸はどうなるのでしょうか。今年の年俸を350万ドルで見ていきましょう。
- 1ドルが80円だった場合:2億8000万円
(2011年、2012年ごろはこのくらいでした。川﨑宗則選手がMLBに挑戦をした年です。) - 1ドルが100円だった場合:3億5000万円
- 1ドルが150円だった場合:5億2500万円
- 1ドルが170円だった場合:5億9500万円
最後に一言
メジャーでは、日本より試合が多く、正捕手の休養の日も多くなります。控えのキャッチャーの重要度も日本より高いです。オースティン・バーンズ選手はここ数年で、成績が落ちています。控えキャッチャーとして守備面でもう一度、信頼を取り戻せるかどうかがポイントになりそうです。
■ドジャースの選手一覧は下記をご覧ください。
コメント