大谷翔平選手や山本由伸選手の同僚であるドジャースのボビー・ミラー(通称:Bobby Miller、本名:Robert Anthony Miller)選手について紹介します。
今シーズンの成績
(2024年レギュラーシーズン終了)
試合:13
勝利:2
敗戦:4
防御率:8.52
年俸と成績の推移
■入団拒否:2017年(18歳)、オリオールズ、MLBドラフト38巡目・全体の1148位
■プロ入り:2020年(21歳)、ドジャースと契約、MLBドラフト1巡目・全体の29位、契約金約220万ドル(2020年の1ドル110円計算で約2億3500万円)
メジャーデビューは2023年(24歳)です。
年 | チーム | 試合 | 勝 | 負 | S | 防率 | 年俸(万ドル) | 年俸(円) | 当時のレート* | |
2023 | (24歳) | LAD | 22 | 11 | 4 | 0 | 3.76 | $72 | 1億 | 1$=140円 |
2024 | (25歳) | LAD | 13 | 2 | 4 | 0 | 8.52 | $75 | 1億1200万 | 1$=150円 |
MLB通算 | – | 35 | 13 | 8 | 0 | 5.24 | $147 | 2億1200万 | – |
*:ドル円の換算値は年平均を四捨五入したものです。
■タイトル
獲得したタイトルはありません。
ボビー・ミラー選手の特徴
1999年4月5日生まれ、アメリカ出身の選手です。本名はロバート・アンソニー・ミラーです。相性のボビー・ミラーで表記されることのほうが多いです。
2020年のMLBドラフト1巡目指名の超有望株の選手です。最大の特徴は160kmを超えるフォーシームです。調子のいい時は、大谷選手を彷彿とさせる、とてつもないフォーシームを投げます。2024年度の初登板も、100マイル越えのフォーシームと切れ味するどい変化球でほぼ完ぺきに近いピッチングでした。まだ若く、メジャー2年目ということもあり、安定した投球はできていませんが、将来メジャーリーグを代表するピッチャーになるかもしれません。
マイナーリーグ時代の成績
年 | クラス | 試合 | 勝 | 負 | S | 防率 | |
2021 | (23歳) | A, AA | 17 | 2 | 2 | 0 | 2.40 |
2022 | (24歳) | AA, AAA | 24 | 7 | 7 | 0 | 4.25 |
2023 | (24歳) | AAA | 4 | 1 | 1 | 0 | 5.56 |
2024 | (25歳) | A, AAA | 8 | 0 | 2 | 0 | 8.00 |
月給や日給にするといくら?
今年の年俸を75万ドルの約1億1200万円とした場合の月給や日給はどのくらいになるでしょうか。尚、日給は単純に年俸を1年365日で割りました。
- 月給にした場合:1億1200万円÷12か月=900万円
- 日給にした場合:1億1200万円÷365日=30万円
MLB最高年俸の大谷選手は下記をご覧ください。
もしドル円が80円~170円だったら年俸はいくら?
約10年ちょっと前は1ドル80円を切る時代もありました。また、今後円安が進んで1ドル170円なんて時代もくるかもしれません。もし、1ドルが80円だったら、もしくは170円だったら、ボビー・ミラー選手の年俸はどうなるのでしょうか。今年の年俸を75万ドルで見ていきましょう。
- 1ドルが80円だった場合:6000万円
(2011年、2012年ごろはこのくらいでした。川﨑宗則選手がMLBに挑戦をした年です。) - 1ドルが100円だった場合:7500万円
- 1ドルが150円だった場合:1億1200万円
- 1ドルが170円だった場合:1億2700万円
最後に一言
マイナーリーグでの育成期間はわずか2年で、プロ3年目にはメジャーでバリバリ投げている投手です。メジャーデビューの2023年度は、いきなり二桁勝利を達成しました。2024年度もエース級の活躍が期待されましたが、右肩痛、股関節炎などで2か月間、試合に出られませんでした。故障せずに投げることができれば二桁勝利は間違い投手です。山本投手など先発人にも多くの故障者がでています。2024年度後半戦を、ボビー・ミラー投手が故障せずに投げられるかで、ドジャースにとっても、ボビー・ミラー選手にとっても大事になっていきますね。
■ドジャースの選手一覧は下記をご覧ください。
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