2026年に開催される野球の祭典、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が今から待ち遠しいですね! 激戦が予想される各グループの中でも、今回は特に注目が集まるグループAに焦点を当ててみたいと思います。
グループAには、プエルトリコ、キューバ、カナダ、パナマ、コロンビアという個性豊かな5カ国が名を連ねています。それぞれの国が持つ豊かな野球の歴史と、これまでのWBCでの軌跡を深掘りし、2026年の戦いを占ってみましょう。
尚、各国の出場選手が発表され次第、別途一覧を作成予定です。こちらも、ぜひご覧ください。
■その他のグループはこちら
プエルトリコ:野球の情熱とWBCでの躍進

プエルトリコについて
- 基本情報:アメリカの自治領
- 人口:約320万人
- 公用語:スペイン語
- 通貨:アメリカドル
野球の歴史
カリブ海の真珠と称されるプエルトリコは、アメリカ合衆国の自治領でありながら、独自の野球文化を築き上げてきました。国民の間に深く根付いた野球への情熱は計り知れず、多くの若者がMLBを目指して日々練習に励んでいます。
ロベルト・クレメンテ、イバン・ロドリゲスといった伝説的な選手たちを輩出し、現在のMLBでもフランシスコ・リンドーア、カルロス・コレア、キケ・ヘルナンデスなど、数多くのスター選手が活躍しています。彼らの華やかなプレースタイルは、まさにプエルトリコの野球そのものです。
過去のWBC結果
- 2006年: ベスト8 (2次ラウンド敗退)
- 2009年: ベスト8 (2次ラウンド敗退)
- 2013年: 準優勝
- 2017年: 準優勝
- 2023年: ベスト8 (準々決勝敗退)
2013年と2017年には連続で準優勝を飾るなど、WBCでは常に優勝候補の一角として存在感を示しています。粘り強い野球とカリブならではの陽気な雰囲気で、ファンを魅了してきました。2026年も、その躍進に期待が高まります。
予想出場選手
■参加意欲あり
- フランシスコ・リンドーア(メッツ)
- ホセ・べリオス(ブルージェイズ)
- セス・ルーゴ(ロイヤルズ)
- カルロス・コレア(アストロズ)
- ハビアー・バイエズ(タイガース)
- ウィリ・カストロ(カブス)
- キケ・ヘルナンデス(ドジャース):欠場決定
■プエルトリコ出身の主な現役選手
- エリオット・ラモス(ジャイアンツ)
- エドウィン・ディアス(メッツ)
- フェルナンド・クルーズ(ヤンキース)
キューバ:野球の国技、誇り高きカリブの雄

キューバについて
- 人口:約1100万人
- 公用語:スペイン語
- 通貨:キューバ・ペソ
野球の歴史
キューバにとって野球は単なるスポーツではなく、まさに「国技」です。革命以降、アマチュアリズムを貫き、数多くのアマチュア世界選手権で優勝を重ねるなど、長きにわたり世界最強のアマチュア野球国としての地位を確立してきました。
近年は政治的・経済的背景の変化により、メジャーリーグへ挑戦する選手も増え、そのプレーは世界中のファンを魅了しています。アンディ・パヘズ、アロルディス・チャップマンなど、数多くのメジャーリーガーを輩出しています。
過去のWBC結果
- 2006年: 準優勝
- 2009年: ベスト8 (2次ラウンド敗退)
- 2013年: ベスト8 (2次ラウンド敗退)
- 2017年: ベスト8 (2次ラウンド敗退)
- 2023年: ベスト4 (準決勝敗退)
初代WBCでは準優勝を果たし、その実力を世界に示しました。近年も安定して上位に進出しており、2023年大会ではベスト4入りを果たすなど、その強さは健在です。2026年大会でも、キューバが繰り広げる熱い戦いに注目が集まります。
予想出場選手
■参加意欲あり
- ジャリエル・ロドリゲス(ブルージェイズ)
■キューバ出身の主な現役選手
- アンディ・パヘズ(ドジャース)
- ランディ・アロザレーナ(マリナーズ)
- ルルデス・グリエル(ダイヤモンドバックス)
- ヨルダン・アルバレス(アストロズ)
カナダ:着実に進化する北米の挑戦者

カナダについて
- 人口:約4200万人
- 公用語:英語とフランス語
- 通貨:カナダドル
野球の歴史
カナダはアイスホッケーが国技として人気ですが、野球も着実に国民的なスポーツとして根付いています。トロント・ブルージェイズというMLBチームを持ち、ジョージ・スプリンガーやブラディミール・ゲレーロ・ジュニアといったスター選手を擁しています。
スコット・マシソン(元巨人)やフレディ・フリーマンなど、世界的な選手もカナダ代表としてWBCに出場するなど、野球への関心は高まりつつあります。
過去のWBC結果
- 2006年: 1次ラウンド敗退
- 2009年: 1次ラウンド敗退
- 2013年: 1次ラウンド敗退
- 2017年: 1次ラウンド敗退
- 2023年: 1次ラウンド敗退
WBCでは過去5大会全てで1次ラウンド敗退という結果に終わっていますが、2023年大会では強力な打線を擁し、メキシコ相手に奮闘するなど、着実に実力をつけていることを示しました。2026年こそ、初の2次ラウンド進出、そしてその先を見据えていることでしょう。
予想出場選手
■カナダ出身の主な現役選手
パナマ:カリブ海のダークホース、再起をかける古豪

パナマについて
- 人口:約460万人
- 公用語:スペイン語
- 通貨:パナマバルボアとアメリカドル
野球の歴史
パナマ運河で有名なパナマも、カリブ海諸国と同様に野球が盛んな国です。ラテンアメリカの国々の中でも特に多くのMLB選手を輩出しており、マリアーノ・リベラやカルロス・リーといったレジェンドを生み出してきました。
身体能力の高い選手が多く、野球センスに溢れるプレーが特徴です。WBCではなかなか結果が出せずにいますが、そのポテンシャルは計り知れません。
過去のWBC結果
- 2006年: 1次ラウンド敗退
- 2009年: 1次ラウンド敗退
- 2013年: 予選敗退
- 2017年: 予選敗退
- 2023年: 1次ラウンド敗退
長らく予選の壁に阻まれていましたが、2023年大会でついに本戦出場を果たしました。結果は1次ラウンド敗退でしたが、出場できたことは大きな一歩です。2026年大会では、この経験を活かし、悲願の2次ラウンド進出を目指すことでしょう。
予想出場選手
■パナマ出身の主な現役選手
コロンビア:成長著しい南米の新星

コロンビアについて
- 人口:約4200万人
- 公用語:スペイン語
- 通貨:コロンビアペソ
野球の歴史
コロンビアはサッカーが非常に人気ですが、近年は野球も急速に発展を遂げています。比較的近年になって頭角を現した中南米の国々と同じく、MLBで活躍する選手が増え、その実力は世界からも注目されています。
ホセ・キンタナやジオ・ウルシェラといった現役MLB選手が代表チームの主軸を担い、若手選手の育成にも力を入れています。南米の野球大国としての地位を確立しつつあります。
過去のWBC結果
- 2006年: 不参加
- 2009年: 不参加
- 2013年: 予選敗退
- 2017年: 1次ラウンド敗退
- 2023年: 1次ラウンド敗退
WBCには2017年大会で初出場を果たし、その後2023年大会にも出場しています。まだ1次ラウンド突破の経験はありませんが、経験を積むごとにチーム力は向上しています。2026年大会では、コロンビアがグループAの台風の目となる可能性も十分に秘めています。
予想出場選手
■パナマ出身の主な現役選手
- ホセ・キンタナ(ブルワーズ)
- ナビル・クリスマット(ダイヤモンドバックス)
- ジョーダン・ディアス(オリックス)
まとめ:2026年WBCグループAの行方は?
グループAは、WBC常連の強豪プエルトリコとキューバ、着実に力をつけるカナダ、そして再起をかけるパナマと成長著しいコロンビアという、非常にバラエティ豊かな顔ぶれとなりました。
どの国も野球への熱い思いと、MLBで活躍する選手たちを擁しており、予断を許さない激戦が繰り広げられることでしょう。各国の誇りをかけた戦い、そして新しい歴史が刻まれる瞬間に、今から胸が高鳴りますね!
2026年のWBCグループAから目が離せません!



