2026年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のグループステージ、今回は特に注目度の高い「グループC」に焦点を当ててご紹介します! 前回王者・日本を筆頭に、アジア・オセアニアの強豪国、そして欧州から新たな風を吹き込む国が顔を揃える、見どころ満載のグループです。
グループCには、日本、オーストラリア、韓国、台湾、チェコの5カ国が名を連ねています。それぞれの国の野球の歴史と、これまでのWBCでの戦績を深掘りし、2026年の熱い戦いを占ってみましょう。
尚、各国の出場選手が発表され次第、別途一覧を作成予定です。こちらも、ぜひご覧ください。
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日本:世界が認める王者、侍ジャパンの連覇なるか

日本について
- 人口:約1億2000万人
- 公用語:日本語
- 通貨:円
野球の歴史
日本は、野球が国民的スポーツとして絶大な人気を誇る国です。明治時代に伝来して以来、独自の発展を遂げ、プロ野球リーグは世界トップクラスの実力を有しています。高校野球からプロ野球、そして国際大会まで、野球は日本文化に深く根付いています。
イチロー、そして大谷翔平といった、世界に名を轟かすレジェンドや現役スター選手を数多く輩出し、その緻密な野球と結束力の強さは「侍ジャパン」として世界中に知られています。
過去のWBC結果
- 2006年: 優勝
- 2009年: 優勝
- 2013年: 3位
- 2017年: 3位
- 2023年: 優勝
WBCでは、開催された5大会中3大会で優勝を飾るという圧倒的な実績を誇ります。2023年大会では、大谷翔平選手を中心にまさに「最強」のチームを結成し、全勝で世界一に輝きました。2026年大会も、連覇を目指し、世界中の野球ファンからの期待を背負って戦います。
予想出場選手
■主な現役メジャーリーガー
オーストラリア:オセアニアの雄、着実な進化で上位狙う

オーストラリアについて
- 人口:約2700万人
- 公用語:英語
- 通貨:オーストラリアドル
野球の歴史
オーストラリアはクリケットやラグビーが国民的スポーツとして知られていますが、近年は野球も着実に人気を高めています。アメリカとの地理的・文化的つながりもあり、多くの選手がMLBを目指して挑戦しています。
国内リーグである「オーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)」も年々レベルアップしており、アジアやアメリカからも選手が参戦するなど国際色豊かです。その恵まれた体格と身体能力を活かしたダイナミックな野球が特徴です。
過去のWBC結果
- 2006年: 1次ラウンド敗退
- 2009年: 1次ラウンド敗退
- 2013年: 1次ラウンド敗退
- 2017年: 1次ラウンド敗退
- 2023年: ベスト8 (準々決勝敗退)
長らく1次ラウンドの壁を越えられませんでしたが、2023年大会ではついに初の準々決勝進出を果たし、世界にその実力を見せつけました。着実な成長を見せるオーストラリアは、2026年大会でも上位進出を目指し、グループCの台風の目となる可能性を秘めています。
予想出場選手
■オーストラリア出身の主な現役選手
- カーティス・ミード(ホワイトソックス)
韓国:アジアのライバル、プライドをかけた戦い

韓国について
- 人口:約5200万人
- 公用語:韓国語
- 通貨:ウォン
野球の歴史
韓国も日本と同様に野球が非常に人気のある国で、プロ野球リーグ「KBOリーグ」は国民に広く愛されています。日本とは長年にわたるライバル関係を築き、国際大会では常に激しい戦いを繰り広げてきました。
朴賛浩(パク・チャンホ)、李承燁(イ・スンヨプ)、柳賢振(リュ・ヒョンジン)など、多くのスター選手がMLBやNPBで活躍し、その実力は世界中で評価されています。感情を前面に出す情熱的なプレースタイルも特徴的です。
過去のWBC結果
- 2006年: ベスト4 (準決勝敗退)
- 2009年: 準優勝
- 2013年: 1次ラウンド敗退
- 2017年: 1次ラウンド敗退
- 2023年: 1次ラウンド敗退
初代WBCではベスト4、2009年大会では準優勝と輝かしい実績を誇りました。しかし、近年は1次ラウンド敗退が続き、2023年大会も不本意な結果に終わりました。2026年大会では、アジアの盟主としてのプライドをかけ、捲土重来を期すことでしょう。日本との対戦は、常に大きな注目を集めます。
予想出場選手
■韓国出身の主な現役選手
台湾:アジアの古豪

台湾について
- 人口:約2300万人
- 公用語:中国語
- 通貨:台湾ドル
野球の歴史
台湾(中華民国、チャイニーズ・タイペイ)は、日本統治時代に野球が伝わり、その後国民的スポーツとして定着しました。プロ野球リーグ「CPBL」は高い人気を誇り、特に国際大会では「ホーム」開催に非常に強く、ファンの熱烈な応援が選手の大きな力となります。
チェン・ウェイン、王建民、郭泰源(カク・タイゲン)など、NPBやMLBで活躍した選手も多く、技術レベルの高さはアジアトップクラスです。粘り強い守備と小技を絡めた攻撃が持ち味で、侮れない強敵として知られています。
過去のWBC結果
- 2006年: 1次ラウンド敗退
- 2009年: 1次ラウンド敗退
- 2013年: ベスト8 (2次ラウンド敗退)
- 2017年: 1次ラウンド敗退
- 2023年: 1次ラウンド敗退
2013年大会では、日本を相手に歴史に残る激戦を繰り広げ、ベスト8に進出しました。2023年大会では開催国として熱狂的な応援を受けましたが、惜しくも1次ラウンド敗退となりました。アジアの古豪が意地を見せるか、注目です。
予想出場選手
■台湾出身の主な現役選手
- 鄧 愷威(テン・カイウェイ)(ジャイアンツ)
- 王柏融(元日本ハム)
チェコ:野球を愛する人々が魅せる感動のプレー

チェコについて
- 人口:約1100万人
- 公用語:チェコ語
- 通貨:コルナ
野球の歴史
チェコ共和国は、サッカーやアイスホッケーが主流の国ですが、近年、野球の普及と強化に力を入れています。特筆すべきは、2023年WBCに出場した代表選手の多くが、普段は医師や消防士、高校教師といった本職を持つ「アマチュア選手」であったことです。
彼らが仕事の合間を縫って練習し、WBCという大舞台で奮闘した姿は、世界中の野球ファンに感動を与えました。恵まれた環境ではない中でも、純粋に野球を愛する情熱が、チェコ野球の最大の魅力です。
過去のWBC結果
- 2006年: 不参加
- 2009年: 不参加
- 2013年: 予選敗退
- 2017年: 予選敗退
- 2023年: 1次ラウンド敗退
2023年大会で初のWBC本戦出場を果たしました。日本戦では侍ジャパンを一時リードする展開を見せるなど、その健闘ぶりは世界に衝撃を与えました。惜しくも1次ラウンド敗退となりましたが、オーストラリア戦での勝利は大きな自信となったはずです。2026年大会でも、再び「アマチュアチーム」が世界を驚かせるかもしれません。
予想出場選手
チェコ代表として出場可能な選手
- エリック・ソガード(元メジャーリーガー)
まとめ:2026年WBCグループCの行方は?
グループCは、前回王者・日本を中心に、アジアの強豪である韓国と台湾、着実に力をつけるオーストラリア、そして世界に感動を与えたチェコが顔を揃える、非常に興味深い組み合わせとなりました。
日本の連覇がかかる大会ですが、ライバル国も虎視眈々と上位進出を狙っています。各国が持つ野球への情熱とプライドがぶつかり合う、まさに「死の組」とも言えるグループC。どの試合も白熱すること間違いなしです!
2026年WBCグループCの激戦から目が離せません!



