阪神が2026年シーズン途中に獲得したドミニカ共和国出身の左腕リリーフ投手である、アンダーソン・セベリーノ(Anderson Severino)選手について紹介します。
どんな選手?
ヤンキース、ホワイトソックス、メッツの各組織を渡り歩きながらキャリアを築いてきた苦労人で、長くマイナーリーグを主戦場としてきた。2017年に先発から救援へ転向すると才能が開花し、同年は3チーム合計で防御率1.59を記録。以降は速球とスライダーを武器にブルペン専門投手として評価を高めていった。
2021年にはホワイトソックス傘下のAAとAAAで計40試合に登板し、防御率2.36、53奪三振と好成績を残した。この活躍によって40人枠入りを果たし、2022年にはメジャーデビューを達成。初登板では満塁のピンチで登板し、最初に対戦した打者を三振に仕留める印象的なデビューを飾った。メジャーでの登板機会は多くなかったものの、左腕リリーフとして高い奪三振能力を示した。
その後はメキシカンリーグやドミニカ冬季リーグでもプレーを続け、キャリアを途切れさせることなく実戦経験を積み重ねた。2025年にはメキシカンリーグで43試合に登板して防御率2.68、46奪三振を記録。さらに2026年はメッツ傘下AAAシラキュースで18試合に登板し、防御率1.31、20回2/3で20奪三振という好成績を残した。被安打11本と相手打者をほとんど寄せ付けない内容で、阪神はその実績を高く評価して契約に踏み切った。
長年マイナーリーグ生活を送りながらアメリカ、メキシコ、ドミニカ共和国と複数の国やリーグを経験してきた国際派選手として知られる。阪神入団に際しては「人生の新しい章の始まりが待ち遠しい」「ファンの前でプレーし、優勝のために全力を尽くしたい」とコメントしており、日本球界挑戦への強い意欲を示した。背番号は97。左のリリーフ強化を目指す阪神にとって、経験豊富な即戦力として期待されている。
選手の紹介

■ポジション:リリーフピッチャー
■生年月日:1994年9月17日
■出身:ドミニカ共和国
■身長・体重:178cm・86kg
■投打:左投左打
■ドラフト/入団:2013年(19歳)ニューヨーク・ヤンキース、国際アマチュアFAとして入団(外国人選手のため、ドラフト対象外)
■契約金:不明(おそらくなし)
■メジャーデビュー:2022年(28歳)
■2026年選手ランキング:圏外 (MLBネットワークが発表する トップ100より)
✓活躍期待度:A
(S、A、B、Cの4段階評価)
理由:メジャーでの実績は皆無だが、2025年のメキシカンリーグでの成績と2026年のマイナーでの成績は突出しており、期待はできそう。
年俸と成績の推移
| 年 | 年齢 | チーム | 年俸(円) |
|---|---|---|---|
| 2022 | (28歳) | CWS | 9170万 |
| 2026 | (32歳) | 阪神 | 5250万 |
| MLB通算 | – | 9170万 | |
補足:レートは当時の年平均(四捨五入)を使用しています。
タイトル・受賞歴
獲得したタイトルはありません。
マイナーリーグでの成績
| 年 | 年齢 | クラス | 試合 | 勝 | 負 | S | 防率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2014 | (20歳) | ROK | 4 | 0 | 0 | 0 | 3.97 |
| 2015 | (21歳) | ROK | 11 | 2 | 3 | 0 | 2.61 |
| 2016 | (22歳) | ROK | 11 | 1 | 4 | 0 | 6.29 |
| 2017 | (23歳) | ROK | 15 | 3 | 1 | 0 | 1.59 |
| 2018 | (24歳) | A(Full), A(Adv) | 30 | 2 | 3 | 1 | 3.74 |
| 2019 | (25歳) | ROK, A(Adv) | 16 | 3 | 3 | 0 | 4.71 |
| 2020 | (26歳) | – | – | – | – | – | – |
| 2021 | (27歳) | AA, AAA | 40 | 1 | 3 | 4 | 2.36 |
| 2022 | (28歳) | AAA | 37 | 3 | 4 | 0 | 11.40 |
| 2023 | (29歳) | – | – | – | – | – | – |
| 2024 | (30歳) | – | – | – | – | – | – |
| 2025 | (31歳) | – | – | – | – | – | – |
| 2026 | (32歳) | AAA | 18 | 2 | 0 | 5 | 1.31 |
補足:2020年はマイナーリーグの試合は、コロナの影響で開催されませんでした。
AAA