抜群の制球力と試合運びの巧さを武器とする左腕投手、コール・アービン(Cole Irvin)選手について紹介します。
どんな選手?
高校卒業時にはブルージェイズからドラフト指名を受けながら進学を選択し、オレゴン大学で成長を遂げた。大学時代にはトミー・ジョン手術を経験したものの復活を果たし、2016年にはオールPac-12のファーストチームに選出。93奪三振に対してわずか16四球という優れたコントロールを示し、フィリーズからドラフト5巡目指名を受けてプロ入りした。
プロ入り後は着実にマイナーの階段を上り、2018年にはAAAで14勝、防御率2.57を記録して有望株として評価を高めた。2019年にフィリーズでメジャーデビューを果たし、その後はアスレチックスで先発ローテーションの一員として活躍。豪速球で圧倒するタイプではないが、多彩な球種を丁寧に操り、四球の少ない安定した投球でイニングを稼ぐスタイルを確立した。
その後はオリオールズやツインズでもプレーし、先発とリリーフの両方で経験を積んだ。2025年には韓国プロ野球の斗山ベアーズへ渡り、先発ローテーションの主力として多くのイニングを消化。チーム内でも上位の登板数、投球回、奪三振数を記録し、海外リーグで新たな経験を重ねた。
2026年はドジャースとマイナー契約を結んで再び米球界へ復帰。AAAオクラホマシティでは20試合すべてに先発して9勝6敗、防御率3.58をマークし、その結果が評価されてメジャー昇格を勝ち取った。派手な受賞歴こそないものの、大学時代のオールPac-12選出に代表される実績を持ち、故障からの復活、メジャー複数球団でのプレー、さらに韓国球界への挑戦も経験してきた苦労人左腕として知られている。
2026年の成績
2026年 投手成績
[ 更新:8/1 試合終了時 ]
選手の紹介

■ポジション:先発/リリーフピッチャー
■生年月日:1994年1月31日
■出身:アメリカ・カリフォルニア州
■身長・体重:193cm・102kg
■投打:右投左打
■ドラフト/入団:2016年(22歳)フィラデルフィア・フィリーズ、5巡目・全体の137位
■契約金:80万ドル(2016年の1ドル=109円計算で約8720万円)
■メジャーデビュー:2019年(25歳)
■2026年選手ランキング:圏外 (MLBネットワークが発表する トップ100より)
年俸と成績の推移
| 年 | 年齢 | チーム | 年俸(円) |
|---|---|---|---|
| 2019 | (19歳) | PHI | 6104万 |
| 2020 | (20歳) | PHI | 6099万 |
| 2021 | (21歳) | OAK | 6270万 |
| 2022 | (22歳) | OAK | 9301万 |
| 2023 | (23歳) | BAL | 1億360万 |
| 2024 | (24歳) | BAL | 3億 |
| MIN | |||
| 2025 | (25歳) | – | – |
| 2026 | (26歳) | LAD | 1億1700万 |
| MLB通算 | – | 7億9834万 | |
補足:レートは当時の年平均(四捨五入)を使用しています。
タイトル・受賞歴
獲得したタイトルはありません。
マイナーリーグでの成績
| 年 | 年齢 | クラス | 試合 | 勝 | 負 | S | 防率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | (22歳) | A(Short) | 10 | 5 | 1 | 0 | 1.97 |
| 2017 | (23歳) | A(Adv), AA | 25 | 9 | 9 | 0 | 3.39 |
| 2018 | (24歳) | AAA | 26 | 14 | 4 | 0 | 2.57 |
| 2019 | (25歳) | AAA | 17 | 6 | 1 | 0 | 3.94 |
| 2020 | (26歳) | – | – | – | – | – | – |
| 2021 | (27歳) | – | – | – | – | – | – |
| 2022 | (28歳) | A | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.80 |
| 2023 | (29歳) | AAA | 9 | 6 | 3 | 0 | 4.38 |
| 2024 | (30歳) | AAA | 2 | 0 | 1 | 0 | 4.05 |
| 2025 | (31歳) | – | – | – | – | – | – |
| 2026 | (32歳) | AAA | 20 | 9 | 6 | 0 | 3.58 |
補足:2020年はマイナーリーグの試合は、コロナの影響で開催されませんでした。
AAA
出典:Spotrac.com