強力なシンカーを武器とするアスレチックスの先発右腕、J.T.ギン(J.T. Ginn)選手について紹介します。
どんな選手?
高校時代から全米屈指の有望選手として注目され、2018年ドラフトでは1巡目指名を受けながら大学進学を選択。その後、ミシシッピ州立大で才能を発揮し、2019年には105奪三振を記録して全米有数の若手投手として評価を高めた。
しかし順風満帆ではなく、2020年にはトミー・ジョン手術を受けて長期離脱。それでも高い評価は変わらず、同年ドラフト2巡目でメッツから指名された。2022年にはクリス・バシットとのトレードでアスレチックスへ移籍したが、その後も前腕や上腕二頭筋の故障に悩まされ、思うように実戦登板を重ねられなかった。度重なる離脱を経験しながらも復活を目指し続けた粘り強さは、彼の大きな特徴となっている。
武器は90マイル台中盤の重いシンカーと鋭いスライダー。アスレチックス組織内では、そのシンカーを球団OBのティム・ハドソンに例える声もある。制球力にも定評があり、打たせて取る投球を得意とする。2024年にメジャーデビューを果たし、2026年には先発ローテーションの一角として定着。シーズン前半時点で防御率3点台前半を記録するなど成長を示している。
2017年の18U野球ワールドカップでアメリカ代表として金メダル獲得に貢献した経歴を持つ。高校時代は打者としても優秀で、本塁打を量産していた二刀流型のスター選手だった。数々の故障を乗り越えてメジャーに到達した苦労人であり、現在はアスレチックス再建を支える若手先発陣の中心的存在として期待されている。
2026年の成績
2026年 投手成績
[ 更新:6/27 試合終了時 ]
選手の紹介

■ポジション:先発ピッチャー
■生年月日:1999年5月20日
■出身:アメリカ・ミシシッピ州
■身長・体重:188cm・90kg
■投打:右投右打
■ドラフト/入団:2020年(21歳)ニューヨーク・メッツ、2巡目・全体の52位
■契約金:290万ドル(2020年の1ドル=107円計算で約3億1030万円)
■メジャーデビュー:2024年(25歳)
■2026年選手ランキング:圏外 (MLBネットワークが発表する トップ100より)
年俸と成績の推移
| 年 | 年齢 | チーム | 年俸(円) |
|---|---|---|---|
| 2024 | (25歳) | OAK | 1億1100万 |
| 2025 | (26歳) | ATH | 1億1400万 |
| 2026 | (27歳) | ATH | 1億1775万 |
| MLB通算 | – | 3億4275万 | |
補足:レートは当時の年平均(四捨五入)を使用しています。
タイトル・受賞歴
獲得したタイトルはありません。
マイナーリーグでの成績
| 年 | 年齢 | クラス | 試合 | 勝 | 負 | S | 防率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021 | (22歳) | A, A+ | 18 | 5 | 5 | 0 | 3.03 |
| 2022 | (23歳) | ROK, AA | 12 | 1 | 4 | 0 | 5.10 |
| 2023 | (24歳) | ROK, AA | 8 | 1 | 3 | 0 | 7.43 |
| 2024 | (25歳) | AA, AAA | 21 | 8 | 4 | 0 | 5.26 |
| 2025 | (26歳) | AAA | 5 | 1 | 0 | 0 | 2.11 |
JT ギン
出典:Spotrac.com